裁判スケジュール

現在、東京高裁にてチチハル事件控訴審が結審し、東京地裁にて敦化事件一審の判決がでました。今後敦化事件は控訴の予定です。

チチハル裁判期日のご案内(2011年11月29日(火)午後3時)

チチハル裁判の次回期日は、11月29日(火)午後15時00分~東京高等裁判所 8階 822号法廷 にて開かれます。

また、報告集会を、法廷終了後 弁護士会館5階 509室 にて開催いたします。

9月22日の期日においては、原告側が求める政府担当者の証人尋問に対し、関係省庁との調整を理由に人選が進んでいない被告国の姿勢に対して、早く適切な人選をするようにと、裁判所からも求めがありました。

現在原告側からは、被害防止の観点から、国側ができる努力をしていなかった、あるいは意図的に怠っていた、ないし隠していたことによって、防げるはずの被害が起こってしまったのではないか、と追及しています(詳細は後述)。日本政府の各種調査の結果や、当時の担当者の認識していたことを明らかにさせる(国側の持つ証拠を出させる)ことによって、事実を明らかにし、責任を追及していこうとしています。

次回期日をはさんで、年明けには証人尋問が予定されています(政府側証人2名と原告1名)。どうぞご期待ください。

<控訴審のポイント>

第一審では被害事実や遺棄事実が認定されながらも、最終的には、発見できずに事故が起こったととしても仕方がない、と裁判所は国の責任を否定してしまいました。

しかし、本当に日本政府はその当時、誠実に遺棄化学兵器の処理に取り組んでいたのでしょうか。もとより遺棄化学兵器の処理の目的は、生命・人体を危険にさらさないためです。ですから、いくら処理を進めていたとしても、事故が起こって死傷者が出ても良いなどということはないはずです。

戦後、日本国内でも遺棄化学兵器の被害は発生していましたが、それに対しては、古い資料を調べたり当時の関係者にインタビューしたりして、旧軍の部 隊配置や兵器の配備情報・遺棄情報を収集し、完全とまではいえなくとも、危険のありそうな地域の住民には「危ないから気をつけて」と周知をしていました(1972~73年の全国調査。2003年のフォローアップ調査)。

では中国ではどうだったのでしょうか。チチハル事件(2003年)をさかのぼること13年、1990年にはすでに中国政府から日本政府に対し、遺棄化学兵器問題の解決についての要請がありました。それに応じて96年までの間に、日中政府間協議が4回催され、日本政府による現地調査も実施されました。その後、化学兵器禁止条約が発効し(1997年。もちろん日本も批准済み)、日中間で遺棄化学兵器の処理に関する覚書が締結され(1998年)、現在に続く遺棄化学兵器処理事業が開始されました(2000年に第1回の発掘・回収を実施)。この時点ですでに日本政府は、中国国内に遺棄化学兵器の危険が存在していること、中国市民の中にその危険と隣り合わせで生活している人がいることを十分に認識できていたといえます。

このような状況の中で、日本政府の取った対応に落ち度は無かったといえるのでしょうか。原告弁護団は、情報公開請求や証人尋問を通じて当時の事実状態を明らかにし、日本政府の対応が不誠実で不十分であったことを認定してもらうべく、訴訟への取り組みを続けています。

この裁判は、限られた原告の被害を補償しようというだけものではありません。図らずも被害にあった多くの被害者に少しでも安心した未来を届けるとともに、いまなお残る遺棄化学兵器により新しい被害が発生することを防ぐ必要があります。日本政府は中国政府と協力し、市民の生命を守るために、きちんとした対応をしなくてはならないのです。この裁判で勝つことで、政府の誠実な、生命を大切にする政策の実現を求めていきたいと思っています。皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

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敦化裁判期日とミニ集会のご案内(2011年12月5日(月)午前11時~夕方)

敦化裁判の次回期日は、12月5日(月)午前11時00分~東京地方裁判所 1階 103号法廷(大法廷)7階 709号法廷(法廷が変更されました) にて開かれます。 政府側証人2名の尋問が予定されているため、昼食を挟んで午後も行われ、終了は午後4時30分頃の予定です。

政府側証人は,元外務省職員一人と,現在の外務省中国課長です。
外務省の官僚を尋問するのは,遺棄毒ガス被害事件では全く初めてのことで,国に対する裁判でも非常に画期的なことです。

また、報告集会を、法廷終了後 弁護士会館10階 1002室 にて開催いたします。この報告集会は、化学兵器被害解決ネットワークの活動の一環と位置づけ、通常の裁判経過の報告だけでなく、裁判のキーポイントについての簡単な勉強会も実施します。結審に向けて詰めの議論が展開する法廷でのやり取りを、十分に理解していただけるよう、弁護士からの解説のほか、質問もお受けいたします。

9月12日の期日においては、証人尋問に向けての調整が行われた後、山本弁護士から被害事実やその金銭的評価に関する準備書面について陳述が行われました。

次回期日はいよいよ、事件の経過を知る政府側の証人への尋問が行われます。国が何を知っていたのか、それをふまえてすべきことをしていたのか。被告国の責任に迫る、重要な機会となります。こうした国側の関係者を証人尋問するという機会はなかなかありませんので、長丁場ではありますが、ぜひ傍聴にお越しください。

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2月13日(月)敦化事件本人尋問と結審のお知らせ

敦化裁判は,ついに次回2月13日(月)の期日で結審します。

2月13日の裁判期日は,午前11時00分~午後4時30分,東京地方裁判所 1階 103号法廷(大法廷)にて開かれます。 周君,劉君,劉君の父の尋問と,最終弁論を行う予定です。

ま た、報告集会を、法廷終了後 弁護士会館10階 1002室 にて開催いたします。この報告集会では,周君,劉君,劉君の父から,改めて,この裁判にかける思いを話してもらいます。

12月5日の期日においては、元外務省官僚の乳井忠晴氏と現役の外務省中国課課長の石川浩司氏からは,チチハル事件が発生するまで,日本政府は中国で遺棄化学兵器による被害が発生しないようにする対策を何ら行っていないことなどを聞き出しました。

次 回期日にていよいよ、敦化事件は結審します。周君,劉君,劉君の父が来日し,思いの丈を話しますので,長場ではありますが、ぜひ傍聴にお越しくださ い。

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敦化裁判が結審しました。判決に向け署名のご協力をお願いします。

敦化裁判署名.pdf

2012年2月13日(月)午前11時より、敦化事件裁判の結審に当たる法廷が開かれました。

中国から来日した周桐くん、劉浩くん、劉浩くんのお父さんの3名についての本人尋問、そして弁護団の弁護士らからの熱のこもった最終弁論が行われ、ました。15時半過ぎまで行われた期日をもって、一審の法廷手続きはすべて終了して「結審」し、いよいよ判決言い渡しを残すのみとなりました。→判決期日:4月16日(月)午前10時~

法廷終了後の報告集会には、午前中から傍聴していた方もほとんどの方が参加され、多くの質問、意見、感想をいただきました。原告たちにも、そうした支援者の方々の気持ちはしっかりと伝わり、劉くんのお父さんからは次のような感謝の言葉をいただきました。

「皆さんお集まりいただきましてありがとうございます。私は今回4度目の来日となりますが、特に今回の裁判にむけ、弁護団の担当弁護士たちには、朝から晩まで我々のために本当に一生懸命頑張っていただきました。ご支援いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
子供が被害を受けた後、私は日本に良い人間なんかいないと感じてました。というのも、息子は被害を受けて大変な思いをし、私たちの家庭に対しても精神的、経済的に大変な重荷になってきたからです。
しかしこれまでの来日を通して、そのような考えが徐々に変わってきました。これだけ多くの日本の市民の方々が、2人の、中国人の子供のためにずっと支援してくださり、多くの弁護士も我々のために戦ってくれています。
これだけの日本の市民の方々が、二人の中国の少年のためにこんなに支援してくださるということは、想像もしていませんでした。大変勇気づけられております。本当にありがとうございます。」

判決言い渡しは、4月16日(月)午前10時から、705号法廷にて行われます。原告として周くんが来日する予定です。また、当日9時半からは入廷行進を、夜には集会を実施する予定です。その他判決行動など、詳細がきまりましたらまたご連絡いたします。

判決に向けた署名にご協力ください。
裁判所に、勇気を持って公正なる判決を出してもらうべく、署名を集めることになりました。(13日の報告集会では、別途ハガキ郵送の案も出ましたが、21日の集会において、署名のみに絞り込むことが決まりました。)
上の「敦化裁判署名.pdf」から、署名用紙がダウンロードできます。一次締め切りは3月15日とし、判決内容が確定する前に裁判所に提出いたします。集約期間が短く、ご協力いただく皆様にもお負担をおかけすることと思いますが、少しでも多くの署名を集めるべく、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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チチハル控訴審が結審しました。判決に向けて上申書のご協力をお願いします。

 
2012年3月23日(金)午後1時30分より、チチハル事件控訴審裁判の結審に当たる法廷が開かれました。
 
中国から来日した牛海英さんの意見陳述と,弁護団の弁護士らからの熱のこもった最終弁論が行われました。これにて控訴審の法廷手続きはすべて終了して「結審」し、いよいよ判決言い渡しを残すのみとなりました。
 
牛さんは、「多くの善良な日本の市民が私たちの裁判を支援してくれていますが、その善良な日本人がこんなに重大な災害に見舞われているときに、日本政府を相手に裁判をしてもよいのだろうか、私は苦しんでいます。しかし、人の命は一度限りです。
日本人であっても、中国人であっても、その人間の尊厳を奪うことは許されません。自分のかけがえのない命や人生を、突然奪われるような危険にさらされて生きるべきではないのです。」「裁判官殿。私たちは哀れみや同情がほしいわけではないのです。歴史的な事実と、危険を放置して何もしなかったことが明らかならば、きちんと責任を負う。私たちはその当然のことを求めているだけです」と裁判官に対し堂々と最終陳述を行いました。
 
判決期日は,「追って指定」となっておりますので,わかり次第改めてお知らせ致します。
午後6時30分からの報告集会「チチハル裁判の勝利をめざして」には、午前中から傍聴していた方が大勢参加されました。牛さんからは,「私はどういう風に感謝したらいいかよくわからないけれども、被害者の代表として皆さんに感謝を申し上げたいです」と感謝の言葉をいただきました、
 
判決言い渡しは追って指定となりましたので,判決日がきまりましたらまたご連絡いたします。
 
判決に向けた上申書にご協力ください。
 
裁判所に、勇気を持って公正なる判決を出してもらうべく、上申書を集めることになりました。(敦化事件で署名を集めていること,また,皆様の生の声を裁判所に届けたいと言うことから,チチハル事件では上申書を集めることに決まりました。)
上の「チチハル上申書.pdf」から、署名用紙がダウンロードできます。まだ判決日はわかりませんが,ゴールデンウィーク明けを目途に,判決内容が確定する前に裁判所に提出いたします。集 約期間が短く、ご協力いただく皆様にもお負担をおかけすることと思いますが、皆様の声を一つでも多く裁判所に届けるため、皆さまのご協力をよろしくお願いいたしま す。

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敦化遺棄毒ガス被害事件判決,報告集会,院内集会

敦化遺棄毒ガス被害事件は,今まで東京地方裁判所で審理を重ねて参りましたが,ついに,

4月16日午前10時 東京地方裁判所705号法廷

にて,判決が言い渡されます。

今回は,周桐さんが来日します。

その後,

午後6時30分~8時30分 文京シビックセンタースカイホール

にて,報告集会を行いますので,皆様ご参加のほどをお願い申し上げます。

(恐れ入りますが資料代500円を頂きます)

 

また,翌日4月17日には,

午後0時~午後1時 参議院議員会館101会議室

にて,院内集会を行います。ご参加の方は通行証をお配りしますので,午前11時40分頃に参議院議員会館にお越し下さい。

遺棄毒ガス被害の回復の為の政策を求めるのは,これからが本番です!

皆様のご協力をお願い申し上げます。

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敦化遺棄毒ガス被害訴訟1審不当判決

皆様すでにご存じかと思いますが、きのう、2012年4月16日、敦化遺棄毒ガス被害事件について、東京地裁民事33部は請求棄却の判決を言い渡しました。

通訳に解説してもらいながら判決を聞いていた周桐くんは、敗訴判決と聞かされて、最初「うそでしょ」と信じられない様子でした。その後、余りのショックに目がうつろになっていましたが、午後6時30分からの報告集会では、少し元気を取り戻しました。

もちろん控訴を予定しており、引き続き戦っていきますので、よろしくお願い申し上げます。

下記に弁護団声明を貼り付けました。

弁護団声明

2012年4月16日

敦化遺棄化学兵器被害訴訟弁護団

 

1 本日、東京地方裁判所民事第33部(小林久起裁判長・中島崇裁判官・見原涼介裁判官)は、敦化遺棄化学兵器被害訴訟事件につき、原告らの国に対する賠償請求を棄却する判決を言い渡した。

 

2 本件は、2004年7月23日、中国吉林省敦化蓮花泡の小川に遺棄されていた毒ガス砲弾(イペリットとルイサイトの混合剤)によって引き起こされた事故の責任を問うものである。

判決は、旧日本軍が遺棄した毒ガス砲弾により原告らが被害を受けたことは事実であり、日本国政府が、遺棄化学兵器処理事業を推進しつつも被害を未然に防止できなかったことも事実であって、原告らの被害は、真に遺憾なことであると述べた。

  また、判決は、日本政府が、1991年に2名の被害者と面談し被害状況の説明を受けていたこと、そして、中国政府が翌1992年にも、日本政府に対して、本件現場には遺棄毒ガス砲弾が存在している可能性を指摘するとともに、日本政府の調査に対しては全面的に協力する用意があることを伝えてきたことも認定した。

しかしながら、本判決は、上記事実に言及しながら、責任を認めなかった。

我々弁護団は同じ司法に携わる者として深い失望を覚える。

 

3 中国大陸に遺棄された毒ガスによる被害については、本件以前に3つの裁判が起こされている。そのいずれの判決においても、旧日本軍が化学兵器を遺棄して住民らの生命身体に危険を生じさせたという先行行為に基づいて、日本国政府の違法性を問題とするとの法的枠組みを採用している。

しかし、本判決は、なんらの理由も示すことなくこのような法的枠組みすら採用せず、化学兵器禁止条約の義務の履行に伴う被害防止義務を取り上げ国の広い裁量を認め、日本国政府を免責した。

これは、独自の判断に基づく、極めて不当な判決である。

 

4 しかしながら、何ら落ち度無く、日本国政府による不当な行為によって、被害を被った被害者は救済されなければならない。日本国民は、先の侵略戦争における敗戦の中、二度と戦争を起こさないと誓い、人々が恐怖から解放される世界の構築を誓った。これは日本国民が、自ら犯した過ちの中から見いだした希望でもある。

本件を含む遺棄毒ガス兵器による被害者の救済は、日本国民が見いだした希望の一つの実現である。

我々弁護団は、被害者らとともに、裁判所、日本国政府が過ちを正面から認識し、希望ある未来に向けて舵を切るまで闘い続ける。

 

以上

 

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2012年9月21日チチハル事件控訴審判決!

いよいよチチハル毒ガス事件の控訴審判決が言い渡されます。

今回は,  

被害者 
丁樹文さん 
董粉宏さん

  と中国の弁護士が来日します。  皆様,是非,判決,報告集会,院内集会,街頭宣伝などの行動にご参加下さい!

【判決】
日時:2012年9月21日(金) 14:00 
場所:東京高等裁判所 1階 101号法廷

★入廷行進を董粉宏さん・丁樹文さんと行います。
13:30に裁判所前にお集まりください。

【裁判報告集会】
日時:9月21日(金) 18:30~ 
場所:文京区民センター 2A会議室
(都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」駅A2出口) 

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_kumincenter.html
資料代:500円


【宣伝活動】
このたび,遺棄毒ガス被害事件の,被害実態と解決を訴える街頭宣伝も行うことといたしました。
皆様ぜひお越し下さい。
日時:9月22日(土:秋分の日)13:00 
場所:新宿アルタ前付近
日時:9月24日(月)8:30 
場所:官邸前(東京メトロ国会議事堂前駅3番出口付近)

 

【院内集会】

また,24日には院内集会を行います。事前申込はなくてもかまいませんので,ぜひお越し下さい。

日時: 924日(月)午後3時~4
場所: 衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール(200名収容)

 

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本日以降の予定

現在決まっている今後の行動予定をお知らせします。

 真の被害回復政策の実現のため、敗訴判決にめげることなく、今後とも皆様のご支援、ご参加をどうかよろしくお願い申し上げます。

【宣伝活動】
このたび,遺棄毒ガス被害事件の,被害実態と解決を訴える街頭宣伝も行うことといたしました。
皆様ぜひお越し下さい。
日時:9月22日(土:秋分の日)13:00  場所:新宿アルタ前付近
日時:9月24日(月)8:30  場所:官邸前(東京メトロ国会議事堂前駅3番出口付近)
日時:9月25日(火)8:30  場所:官邸前(東京メトロ国会議事堂前駅3番出口付近)
日時:9月26日(水)8:30  場所:官邸前(東京メトロ国会議事堂前駅3番出口付近) 
25日、26日も官邸前で宣伝を行うことが決定しました!

【院内集会】

また,24日には院内集会を行います。事前申込はなくてもかまいませんので,ぜひお越し下さい。

日時: 924日(月)午後3時~4
場所: 衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール(200名収容)

なお、敦化遺棄毒ガス被害事件の控訴審は、

12月11日(火)午前10時30分から 東京高等裁判所8階825号法廷

に決まりました。こちらも詳細が決まり次第お知らせしますが、皆様お越しください。

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チチハル控訴審判決行動終了

ご報告が遅くなりましたが、このたびのチチハル控訴審判決に伴う行動は、9月21日に報告集会、9月24日に院内集会を行い、その後各方面に皆様の声をお届けして、9月27日に丁樹文さんが帰国されたことによりいったん終了となりました。

報告集会の様子は

チチハル8.4被害者を支援する会のブログの記事

にございますのでご覧ください。

 

ポータル院内集会.jpg

院内集会は多くの議員及び議員秘書にご参加いただき、議員の先生方にも秘書の皆様方にも各自で自らの思いを語っており、政治解決に向けた希望を垣間見ることの出来る集会となりました。 被害者は丁樹文さんが出席しましたが、元気づけられた様子でした。

 

 

 

 

今後、チチハル事件については上告し、最高裁での闘いを行うこととなります。そのときはまたお知らせいたしますので、どうかご支援をお願い申し上げます。

今後の活動としましては、

12月11日(火)午前10時30分から、東京高等裁判所8階825法廷にて、敦化事件の控訴審の第1回弁論が開かれます。通常控訴審は、弁論の回数があまり多くありませんので、是非この第1回弁論に皆様のお力を結集していただければ幸いです。

今後とも皆様のご支援をお願い申し上げます。

 

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敦化遺棄毒ガス被害事件控訴審第3回期日のご案内

 7月16日(火)15:30~

 

東京高等裁判所825法廷


(地下鉄丸ノ内線・霞ヶ関A1出口すぐ)

*多くの方の傍聴をお願いします。

 

裁判終了後,

18:30~

文京区民センター2A会議室

http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754 

で報告集会を行います。

 

 日本軍が中国に残してきた「毒ガス弾」の被害が続き,敦化で被害にあった少年が日本政府を訴えている裁判の控訴審も大詰めを迎えます。

 今回は,被害に遭った少年が来日し,意見陳述を行います。そして,報告集会では,被害に遭った少年たちを診た医師の報告もございます。

 明日となりましたが,多くの方の傍聴と,報告集会へのご参加をお願いします。

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敦化事件控訴審,不当判決!

11月26日の敦化事件控訴審判決は,全くの不当判決でした。

 

弁護団声明を掲載しますので、皆様ご覧ください。

二人は最高裁に上告しました。

高裁では敗訴判決となりましたが,本来は,遺棄毒ガス被害者が求めているのは医療支援,生活支援です。これからも,粘り強く,医療支援,生活支援を政治の場で求めていきます。支援の実現のためには皆様のご支援が不可欠です。皆様引き続きご支援お願い申し上げます。

声  明

 

本日,東京高等裁判所第10民事部(園尾隆司裁判長)は,控訴人らが、日本政府に対し,旧日本軍が中国に遺棄してきた毒ガス・砲弾の被害による損害賠償を請求していた事件につき、控訴人らによる控訴を棄却する不当な判決を下した。

 

本件は、2004年7月23日、中国吉林省敦化蓮花泡の小川に遺棄されていた毒ガス砲弾(イペリットとルイサイトの混合剤)によって引き起こされた事故の責任を問うものである。

 

今回の高裁判決は、他の遺棄化学兵器被害事件と同様、日本国政府の先行行為に基づく作為義務違反の有無につき、①違法な先行行為の存在、②危険性の存在、③予見可能性の存在、④結果回避可能性の有無の4要件に基づき、かつ③「予見可能性の有無を判断するにあたっては行為時に現に存在した知見のみを前提にするのではなく、研究調査を尽くしていたとすれば入手し得た情報をも加えて判断するのが相当である」との規範を新たに付け加えた。

そして、本件について、旧日本軍が中国国内に化学兵器を埋設し遺棄・隠匿したとして①違法な先行行為を認め、②についても本件毒ガス兵器は人の生活圏内に存在しこれに接触することにより直ちに人の生命・身体に危険をもたらしたものであるから、人の生命・身体という重要は法益に対する危険性があり、かつこれが切迫した状態にあったと認めた。

③の予見可能性については、1991年6月に日本国政府が毒ガス被害者2名に会い、両名が1951年「敦化地区の馬鹿溝を指すと解される地点で毒ガス弾による被害を受けた」事実、1996年に出版された書籍に「馬鹿溝付近に多数の毒ガス弾が散らばっているなどと記載されている」事実、1992年には中国政府が提供した資料において遺棄毒ガス兵器の埋設可能性のある地区として馬鹿溝が挙げられている事実、さらに1993年9月の日中専門家会合において中国側より右資料にある地域はいずれも差し迫った危険が存在していると述べた事実、をいずれも認定した。にもかかわらず、被控訴人において、結果回避措置につながる程度の具体性を持って、馬鹿溝周辺に遺棄化学兵器が存在することを予見することができなかった、とした。

また、高裁判決は、「予見可能性の有無を判断するにあたっては行為時に現に存在した知見のみを前提にするのではなく、研究調査を尽くしていたとすれば入手し得た情報をも加えて判断するのが相当である」との規範を定立しておきながら、上記認定事実を契機とした日本政府の調査研究に何ら言及することなく予見可能性を否定した者であり、結論ありきの判断と言わざるを得ない。

 

我々は、この不当な判決に対し、怒りをもって直ちに上告する。同時にこの判決は日本政府が遺棄した事実、先行行為の違法性、人の生命身体という重要な法益侵害の事実を認定したことに鑑みれば日本国政府の政治責任は免れない。我々は日本国政府が政治責任を果たし、被害者の救済と二度とこのような被害が起きない防止策を強く求めるものである。かかる意味での解決を図るまで最後まで戦い抜く決意である。

 

    2013年11月26日

    

    敦化遺棄毒ガス被害訴訟弁護団

 

 

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